information 施設案内
採掘から出荷までの流れ
当社の絹雲母-セリサイト-は、手掘りでの丁寧な採掘と高度な精製技術により、安定した品質でメーカーへ届けられます。
① 坑道掘進・採掘
技術を磨いたスタッフにより複数個所の坑道を掘り進め、類を見ない純度の絹雲母-セリサイト-を採掘しております。
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② 不純物除去・分級
これまで培った技術によって不純物を除去し、分級機により粒子径を揃えて製品としています。
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③ 分析
安心してお使い頂けるよう、厳しい基準の下で専門の技術者が製品を全てのロットごとに分析しています。
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④ 出荷
一つ一つの出荷品を確認し、異常の有無を確認してから出荷しています。
施設のご紹介
世界でも希少な純度の高い絹雲母-セリサイト-を産出する鉱山や振草工場等の当社施設をご紹介します。
粟代鉱業所
粟代鉱業所は、絹雲母原砿の採掘作業や、探鉱の為の掘進作業を主に行っております。
当地の絹雲母鉱床はその成因から非常に小さい事が常であり、採掘スタッフはほぼ「手作業」で原砿の採掘を行っています。
また非常に固い岩脈を掘進するため坑道を大きくする事が出来ず、採掘、掘進作業はもとより、原砿の運搬もトロッコを使用して人力にて行っています。
現在絹雲母-セリサイト-を採掘している坑道は複数箇所に存在し、坑道の総延長距離は10km以上にもなります。
採掘現場では、安全第一をモットーに掲げて、創業当初からたゆまぬ努力と職人技によって採掘が続けられています。
振草工場
粟代鉱業所の各現場にて採掘された絹雲母-セリサイト-は振草工場に運ばれ、湿式による「選鉱」と「分級」処理により製品へと精製されます。
選鉱処理は、絹雲母原砿に随伴鉱物として混在する黄鉄鉱を比重の違いを利用して取り除き、製品の絹雲母純度を限りなく100%に近いものとします。
その後、分級処理により絹雲母の平均粒子径を各製品の特徴に見合った数値に整えます。
このようにして精製された絹雲母を最終的に「脱水」→「乾燥」→「解砕」し、お客様からの様々なニーズに対応できる製品群ができあがります。
研究開発室
主に絹雲母-セリサイト-を用いた新製品の開発と、粟代鉱業所より採掘されたばかりの原砿分析や、製品の出荷前分析を行っています。
新製品の開発は平成14年から平成22年まで独立行政法人産業技術総合研究所中部センターと共同研究の契約を結んでおり、現在は大学を始めとした様々な研究機関と共同研究契約を締結し、主に絹雲母-セリサイト-の高付加価値化の為の複合化処理に関する研究を行っております。
また化粧品メーカーなど、企業様との共同研究にも積極的に取り組んでおります。
原砿の分析や出荷前製品分析などには「原子吸光分析装置」「蛍光X線分析装置」「比表面積測定装置」や「X線回折装置」、「電子顕微鏡」「粒子径分布測定装置」等、測定装置を用い、安定した品質の維持の為、専門の技術者が日々データを測定・蓄積しております。
太陽光発電施設
三重県伊賀市にて、太陽光発電事業を通じた再生可能エネルギーの創出を行っております。
天然資源の恵みを頂いている立場として、「サステナビリティ」「地球温暖化」への国際的な取り組みの中で貢献できることを取り組んでまいりたいと考えております。
場所 | 三重県伊賀市川東 |
名称 | ソーラパワープラント |
年間発電出力 | 367.2kw |
開始日 | 令和5年3月6日 |